ファッション

ローマのバッグブランド「デ クチュール」が日本市場拡大に意欲

 ローマ発のバッグブランド「デ クチュール(DE COUTURE)」を手掛けるマッシモ・マリオッティ=エックス・デザイン(X DESIGN SRLS)社長兼デザイナーが展示会のため来日した。「デ クチュール」は、「ヴェルサーチ」「チェルッティ」など数多くのファッションブランドでコンサルティングやデザインに携わったマリオティ社長が、2005年に設立。「ブランド名通り、クチュール的手仕事にこだわった」という手作業によるチェーンとレザーのかぎ針編みが特徴だ。「メード・イン・イタリーの本物志向は、繊細なこだわりを持つ日本人に受け入れられると思う」と日本のビジネス拡大に期待をよせている。現在、取り扱い店舗はイタリアに約20あるほか、欧米、中東にも広がっており、日本はエストネーション、トゥモローランドなどが販売している。商品の中心価格は7万円台から15万円。9月にパリの「プルミエール・クラス」、ミラノの「テンポラリー ショールーム」、そして10月にパリの「トラノイ」に出展する予定だ。同ブランドの輸入販売を手掛けるのはトレリ。「デ クチュール」のほか、「エンネ オット(N_8)」「アトリエ アキービオ」などイタリア中心に約10ブランドの輸入販売を手掛けている。

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