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日本化粧品工業会トップ刷新 資生堂からコーセーの社長へ

日本化粧品工業会(以下、粧工会)は7月31日、役員人事を発表した。会長には、これまで副会長を務めてきたコーセーの小林一俊社長が就任した。前会長の資生堂シニアアドバイザーの魚谷雅彦氏は退任した。会長の任期は1期2年で、連続2期までの再任が可能。

粧工会は、1954年設立の「日本化粧品工業連合会」を前身に持つ。東京・中部・西日本の3地域の工業会で構成してきた。2023年に体制を見直し、地域団体の傘下会員が直接参加する統一組織へと再編した。

活動目的として、化粧品産業における国際競争力の強化をはじめ、製品の品質や信頼性の向上、生活者ニーズや市場変化の把握、海外規制動向の理解、持続可能な社会への貢献などを掲げる。

会員企業数は1407社(25年7月時点)。副会長には、カネボウ化粧品の内山智子社長、P&Gジャパンの木葉慎介社長、アルビオンの小林章一社長、花王の長谷部佳宏社長執行役員、資生堂の藤原憲太郎執行役社長CEO、ポーラ・オルビスホールディングスの横手喜一社長ら19人が就任している。

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