ファッション

紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

“コメディアン”は同セレクトショップとの別注第3弾となるモデルで、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、新たにウィメンズ向けの製品もラインアップする予定だ。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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