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ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用

ロート製薬は、6月26日付で次期社長に瀬木英俊常務(62)が就任すると発表した。社長交代は2019年以来6年ぶり。杉本雅史社長(63)は退任し、グループ全体の経営について助言を行うロートグループ・エグゼクティブ アドバイザーに就く。

瀬木氏は1962年7月18日生まれ。85年に日本ヴイックス(現P&G ジャパン)に入社し、97年にロート製薬に転じた。2011年から14年間にわたり経営企画部部長を務め、22年にはCSO(最高戦略責任者)に就任。グループ全体の経営戦略をけん引してきた。商品企画、国際事業、事業開発など重要分野で実績を積み重ね、開発・生産からマーケティング・販売に至るまでを統括するなど、幅広い領域で手腕を発揮してきた。今後は「次なるステージを切り開く最適かつ不可欠なリーダー」(同社)として、新たな経営体制を担う。

同日付で、元ポーラ・オルビスホールディングス執行役員の末延則子氏が取締役 戦略デザイン本部 E.Designerに就任する。末延氏はシワ改善の薬用化粧品「リンクルショット」初代生みの親としても知られる。25年4月にロート製薬に入社し、スキンケア事業の中長期的な成長と企業価値向上を担う人材として起用された。

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