サステナビリティ

イオンが使用済衣類をリサイクルした衣料品全39種を4ブランドで発売

イオンは、カイタックファミリーが手がける「MUDA ZERO(ムダゼロ)プロジェクト」の素材を活用した衣料品を、自社の4ブランド「セルフ+サービス(SELF+SERVICE)」「エシーム(ESSEME)」「ジュネママン(JEUNEMAMAN)」「ノアンヌ(noannu)」で発売した。価格は3278~6380円。

「MUDA ZEROプロジェクト」では消費者から回収した使用済みの衣類をリサイクルし、再製品化までを行なっている。綿や、ポリエステルといった素材の混合率に制約されず、全ての布製品を回収して再生できるのが特徴。これは、トルコのISKO社から分社化したRE&UP社のリサイクル技術を採用したものだ。複合繊維のリサイクルは難易度が高いが、RE&UPは綿とポリエステルの高度な分離を実現し、同時に染料や薬品を効果的に除去。特に綿に関しては、独自の製造方法により繊維へのダメージを極限まで抑え、従来に比べて安定した高品質なリサイクル原料として確立させているという。

イオンでは同プロジェクトで再生された糸や繊維を活用し、各ブランドから計39種類のオリジナル商品を販売している。製品のラインアップはブランドによって異なるが、シャツやデニムパンツなど。イオン各店舗とオンラインにて購入可能。

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