テキスタイルデザイナーの須藤玲子が率いるNUNOと世界的な展示デザイナーであるアドリアン・ガルデール、パノラマティクス主宰の齋藤精一の3者は3月13〜30日、東京・日本橋の日本橋三井タワーで「こいのぼり」のインスターれション「日本橋・こいのぼりなう!」を実施する。展示する「こいのぼり」には、日本橋にゆかりのある和紙の小津和紙や浴衣の竺仙、大手繊維メーカーの東レ、老舗染料ブランドのみやこ染、ハンカチのブルーミング中西など11社が素材を提供する。
日本の伝統的なこいのぼりに着想を得て、NUNOとアドリアン・ガルデールと齋藤精一の3者がタッグを組んで開発した「こいのぼりなう!」は、NUNOを代表するテキスタイルインスタレーション作品の一つ。2008年にワシントンのケネディーセンターで最初に公開され、パリや香港、東京、大分、岐阜、水戸などを巡回していた。
今回は「東京クリエイティブサロン日本橋2025」の一環として実施。東京・日本橋の日本橋三井タワー1階のアトリウムで展示する。3月15日には須藤玲子によるギャラリーツアー(13時〜、15時〜)や、3月19日には東急プラザ原宿「ハラカド」で須藤玲子と齋藤精一、NUNOの上野和広によるトークイベント(16時〜)も行う。いずれも参加費は無料。