イオンモールは、沖縄県に県内最大規模となる商業施設「イオンモール沖縄ライカム」を4月25日に全面開業する。沖縄本島の中部に立地する同モールは「アジアを代表するリゾート型モール」「アジアにおけるアラモアナショッピングセンター」(イオンモール)として開発され、沖縄県全域の約141万人と沖縄県を訪れる国内外の観光客約690万人をターゲットにする。店舗面積7万8000平方メートルに220のテナントが入る。うち70が沖縄初出店。ショッピングゾーンの充実はもちろん、沖縄文化の発信、沖縄および日本の食を提供する。
同モールの特徴は観光客への情報発信を強化していること。吹き抜け空間には、沖縄美ら島財団とコラボレーションした巨大水槽を置き、ナポレオンフィッシュやトラフザメなど沖縄近海に生息する25種1000尾の魚を鑑賞できる。この吹き抜け空間では琉球文化やアメリカ文化を体験できる音楽やダンス、ストリートパフォーマンスのイベントを365日毎日に開く。観光コンシェルジュや外貨両替、フライトインフォメーション、レンタカーの手配などのサービス機能も集積する。
ファッション関連では「フォーエバー21」「アメリカンイーグル アウトフィッターズ」「オールドネイビー」「デシグアル」「ギャップ」「センスオブプレイス」「サマンサタバサ ベガ&シュエットギャラリー」などが出店する。また地元の情報誌によるリアル店舗「オキナワ100シリーズショップ イチマルマル」、沖縄オリジナルデザインのTシャツ店、手ぬぐい店などを誘致した。