ファッション

コンバースアパレルが新設立、3年後には150億円目標

 伊藤忠商事と美濃屋(みのや)は、「コンバース」のアパレルマーケティング・企画・生産・販売の強化を図るため、合弁会社コンバースアパレル(本社・岐阜市)を設立した。出資比率は、美濃屋が60%、伊藤忠商事が40%。資本金は8000万円。

 今回の新会社設立の経緯は、「コンバース」の100年を超える歴史と、幅広い消費者からの支持を得ている強みを、コアアイテムであるシューズと連携していくため。ショップ展開やスポーツ流通など、新規販路への進出も図り、3年後小売価格ベースで150億円の売り上げを目指す。代表取締役会長は木野村守彦・美濃屋 社長、代表取締役社長は福嶋義弘・コンバースフットウェア(株)会長(伊藤忠商事から出向)が務める。

 これまで「コンバース」の日本市場展開は、商標権を保有する伊藤忠商事が、コンバースジャパンをマスターライセンシーとして、コンバースフットウェアを始めとするサブライセンシーとして連携を取りながら、ブランディング及びマーケティングを行なってきた。

 伊藤忠商事と美濃屋は、1993年にカジュアルウエアのサブライセンス契約を締結して以来、20年間にわたり、ともに日本市場における「コンバース」のビジネスを行なってきた。今後は、コンバースジャパン及びコンバースフットウェアと連携を強化し、シューズと連動した企画を増やしていく。

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