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ルックの第2四半期連結は増収減益、輸入原価上昇の影響も

 ルックの第2四半期連結(1〜6月度)は、売上高198億6200万円(前年比112.0%)、営業利益6億6000万円(同72.4%)、経常利益9億2900万円(同92.3%)、純利益7億6000万円(同80.7%)の増収減益になった。

 

 インポートブランドの「トリーバーチ」が前年比125%、「イル ビゾンテ」同113%、「マリメッコ」同128%と売り上げをけん引したほか、連結子会社の韓国法人アイディールックの売上高が39億4900万円(同137.0%)と好調。一方で、インポート商材の構成比が約5割となり、円安による輸入原価上昇の影響で減益になった。

 

 さらに、百貨店、卸販路の減少に伴う新システムへの投資も進めたことから、「減益基調だが、投資は、多様な販路開拓を見据えたもの」(牧武彦ルック社長)としている。販路別の売上構成比は百貨店53.0%、専門店15.9%、直営店24.7%、その他(Eコマース含む)6.4%。通期は売上高407億円(前年比109.9%)、営業利益13億円(同65.9%)、経常利益15億円(同70.5%)、純利益13億円(同59.9%)を見込む。2012年度をスタートとする中期経営計画(5カ年)について牧社長は、「為替変動の影響で第2四半期は減益になったが、今期はコストダウンを図りながら、販売の効率化を徹底する」方針だ。

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