ビューティ

「ゲラン」が原材料の産地からリサイクルまで追跡できるデジタルプラットフォームの日本語版を公開 LVMH傘下のビューティブランドでは初

ゲラン(GUERLAIN)」は5月10日、商品のトレーサビリティープラットフォーム「ビーリスペクト(BEE RESPECT)」の日本語版を公開した。公式サイトからアクセスでき、スキンケアやメイクアップ、一部フレグランス商品の原材料の産地から輸送、販売、使用後にリサイクルされる場所まで追跡できる。2024年内に全てのフレグランスコレクションで利用可能となる。

サイトでは商品の成分や産地、パッケージの構成要素、生産地、納入業者など、商品にまつわる情報を閲覧できる。例えば、人気のリップ“キスキス ビー グロウ”は、原料の“ビーワックス”が中国、容器はスティック部分が中国、キャップはフランス、外箱はスペインが産地で、製造からリサイクルまではフランス国内で行われている。現在、152以上の商品、670以上の成分、40の生産者やパートナーを登録する。同ブランドが注力する商品のライフサイクル全体を積極的に開示する試みの一つだ。

「ビーリスペクト」は19年にフランス語版からスタートし、現在は英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語が対応する。トレーサビリティーツールの提供は、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のラグジュアリービューティブランドでは初めて。

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