ファッション

オンワードHD営業利益75%増、3〜5月期

 オンワードホールディングス(HD)の2022年3〜5月期連結業績は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比74.8%増の20億円だった。行動制限の緩和によって店舗に客足が戻り、オンワード樫山などの中核企業の業績が回復した。値引き抑制に努めるとともに、一連のOMO(オンラインとオフラインの融合)施策が収益の改善に寄与した。

 売上高は同3.2%減の445億円。ただ、売却したイタリア事業やグアム島のホテル事業、オンワード樫山の複数閉店の影響を除くと、58億円の増収になる。値引き抑制やOMO施策による在庫の一元管理が奏功し、粗利益率は3.8ポイント改善したため、営業利益は大幅増益になった。

 純利益は同11.5%減の18億円。前年同期は固定資産の売却による特別利益を計上していたため、その反動で最終減益になった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

メンズ47ブランドの推しスタイル 2025-26年秋冬メンズ・リアルトレンド

「WWDJAPAN」6月16日号は、2025-26年秋冬シーズンのメンズ・リアルトレンドを特集します。ウィメンズに比べるとトレンドが見えづらいと言われるメンズウエアマーケットですが、近年、多くのブランドやアパレル企業が直面しているのは、気候変動という現実的な課題。夏が長く、冬が短くなっている中で、商品の投入スケジュールを調整したり、重衣料から軽アウターや通年着られるアイテムに秋冬物の軸足を移したり…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。