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東レ“ウルトラスエード”の動画プロジェクト「Beyond the Material」 カリフォルニアの気鋭デザイン会社が“イノベーション”について語る

 東レは、人工皮革“ウルトラスエード®(Ultrasuede®以下、ウルトラスエード)”の公式ウェブサイトで、インタビュー動画「Beyond the Material」の第2弾を4月18日に公開した。1970年にデビューした“ウルトラスエード”が50年以上育んだ“5つの価値観”を、同素材を採用する著名なクリエイターの声を通して解き明かしていく。

 4日に公開した第1弾は、“5つの価値観”のひとつ「東レの代表ブランドとして。」について、「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」の宮前義之デザイナーが登場した。

 第2弾は「技術革新で、無限の広がりへ。」について、米カリフォルニアのバークレーにある気鋭のデザイン会社、ビリオ(BILIO)の設立者、ビリー・スミス(Billy Smith)にインタビューを実施。ビリオは2015年の設立以来、古い慣習に縛られることなく、マテリアル・デザイン・テクノロジーを積極的に結び付けて、テックや衣料、フットウエア、ヘルス、自動車、家具などの多様な企業のモノ作りを支えてきた。

 スミスは動画内で、「“ウルトラスエード”がもたらすデザインとイノベーションには終わりない」と語っている。さらに、“ウルトラスエード”は「個性的であるだけでなく、温もり、清潔さ、快適さ、親しみやすさを持つ素材」だとして、「これからも進化し、新しく革新的な用途を開拓し続けていく」と続ける。

 “ウルトラスエード”は、ジャパンクオリティーの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化してきた高感度・高機能素材で、柔らかな風合いと手触りが特徴。天然皮革や合成皮革を超える特性を持った素材として、アパレルやバッグ、雑貨、靴、インテリア、自動車内装、コンシューマーエレクトロニクスなど、幅広い用途で採用されている。

 「Beyond the Material」には、第3弾以降も自動車や家具、芸術大学といったさまざまな業界の先頭をひた走るクリエイターらが登場する予定だ。

問い合わせ先
東レ ウルトラスエード事業部
03-3245-5401