ビジネス

オフプライスストアがウィズコロナ時代に果たす役割

有料会員限定記事

 米国を追う形で日本でも見られるようになった余剰在庫を仕入れて販売する「オフプライスストア(以下、OPS)」。ゲオ(2019年4月に1号店)やワールド(同9月に1号店)などがけん引する形で郊外や地方を中心に裾野を広げてきたが、都心や百貨店への出店、さらなる大手アパレルの参入など、新たな動きもある。OPSは、在庫問題にあえぐアパレル業界の処方箋になるのか。(この記事はWWDジャパン2020年11月2日号からの抜粋です)

 白を基調とした空間に、ゆったりと陳列された商品の数々。一目で上質と分かるニットやコートはどれもハイブランドの商品ばかりだが、手にとって値札を見てみると、どれも「40%オフ」のシールが貼られていることに気がつく。

 10月2日、サザビーリーグの「エストネーション」銀座店1階はOPS業態「エストネーション セントラル」としてリニューアルした。滑り出しは計画通りの進捗で、2、3階で営業する既存のエストネーション業態も2月末にはOPSに改装する。

この続きを読むには…
残り2212⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。