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ギリシャ美容に注目! オーガニックハーブで内外美容をかなえる新ブランド「ザ ナクソス アポテカリー」 海外ビューティ通信番外編

 世界に目を向けると、日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」ではパリやニューヨーク、ソウル、シンガポールの4都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。今回は番外編としてギリシャにフォーカス!(本文中の円換算レート:1ユーロ=123円)

 皆さん、最近ギリシャ美容が欧州でも注目されているのをご存知でしょうか?ギリシャといえばエーゲ海に浮かぶ美しい島々から産出する火山灰のソープや海綿スポンジ、大自然で育ったオリーブのソープやロバのミルククリーム、また固めた樹液が天然チューイングガムとして古くから親しまれてきたマスティハの樹脂水を使ったトニックウオーターなどがお土産として知られていますね。

 ギリシャの代表的なコスメブランドといえば同国最古のホメオパシー薬局をルーツに持つ「コレス(KORRES)」でしょう。日本にも上陸していますが、欧州のヘアケア市場ではなくてはならないブランドとして確固たる地位を確立し、高級デパートからスーパーまでさまざまな場所でボディーケアやカラーメイクなど幅広いアイテムを販売しています。

 その「コレス」の姉妹ブランドとして昨年10月にスタートした「ザ ナクソス アポテカリー(THE NAXOS APOTHECARY)」は、アテネ市内に巨大なショップ兼ラボをオープンし、ハーブとホメオパシーに基づく植物療法のブランドとして注目されています。ナクソスとは、ギリシャ神話の全知全能の神ゼウスが育った場所とされる伝説的な島の名前で、同ブランドの商品にはナクソス島に生育する香り高いオーガニックのハーブやフレッシュなシードオイルが使用されています。

 中心的な商品の香水、ソープ、シャワージェルは5種の香りで構成されています。価格は9~40ユーロ(約1100~4900円)。どれもギリシャの長い歴史が感じられる奥深い神聖な香りが特徴です。香水瓶には好みの色のひもを巻いてくれるサービスもあり、ギフトにもおすすめです。フェイスクリーム(60ユーロ、約7300円)で、5つのテクスチャー、3つの香り、4つの効能(アンチポリューション、毛穴引き締め、エイジング、保湿)の中から最も自分に適した組み合わせを選ぶことができます。

 店内のラボでは植物エッセンスを使いミニマム処方でハンド&フットクリーム(8ユーロ=約900円)が毎日作られ、できたての鮮度の高いクリームをその場で試すことができるのも魅力です。ペパーミントとローズマリーの精油入りクリームは足のむくみに効き、香り高いベルガモットとアルガンオイルとココナッツオイルのハンドクリームなど、普段使いできるさまざまなアイテムがそろいます。

 そのほかエッセンシャルオイルやハーブチンキ、プロポリススプレーなどインナーケアの品数も圧巻です。ギリシャの山でとれるマウンテンティー(3ユーロ、300円)は、滋養強壮と免疫力アップが期待できます。店内には「コレス」の全商品と、セレクトされたサプリメントや香水も置かれ充実しています。アテネを訪れた際は、ギリシャ美容が凝縮された新スポットにぜひ立ち寄ってみてください。

須山佳子(すやま・けいこ)/コンサルタント:2001年に渡仏しMBAを取得。ファッション業界で働き、09年に日本の美容ブランドを欧州市場へ売り込むコンサルティング会社設立。取引先は欧州の高級百貨店、美容ストア等。パリ市内でポップアップストア「Bijo;」主宰

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