ファッション

シューズラインをスタートする要注目の若手バッグデザイナー、パウラ・カデマルトリとは?

 パウラ・カデマルトリ(Paula Cadematori)は、今ミラノで注目度No.1の若手バッグデザイナーだ。現在31歳の彼女は、ブラジルで生まれ育ち、ジュエリーデザイナーとしてキャリアをスタート。2005年にイタリアに移住し、ミラノのマランゴーニでバッグやシューズなどのアクセサリーデザインを学んだ。卒業後は、「ヴェルサーチ(VERSACE)」でレザーグッズのデザインを担当。10年に独立し、自身の名を冠したバッグブランドを立ち上げた。

 それから5年、カラフルでアイキャッチなデザインが支持を集め、ヨーロッパではファッショニスタが愛用するブランドに。販路も世界で170店を数えるまでになった。さらなる拡大を目指し、15年プレ・フォールには、小さめのエンブレムとベーシックなデザインを採用した“ラディカル”コレクションとスモールレザーグッズを、15-16年秋冬には待望のシューズもローンチする。「7歳のころから靴のデザインを描いていたほどの靴好きだから、シューズラインを始めることができて本当に幸せ。もともとマランゴーニに入学したのも、実は靴のデザインを学ぶためだったの。ブランドはバッグからスタートしたけど、いつかはシューズを作りたいとずっと考えていたわ」とカデマルトリ。

 そんな彼女の一番の強みと言えるのが、ルーツであるブラジルで育まれた独特のカラーセンスだ。「私にとって色は非常に重要な要素。デザインするときは、いつも多彩なコンビネーションを試して、“正しい”組み合わせを見つけるの。決め手は、“シックで楽しい”ということ。カラフルでありながら、シーズンを越えて使えるものを提案するように心掛けているわ。でも、ただ美しいだけでは、市場で生き残ることはできない。アクセサリーは機能的であることが必須よね」。次の目標を尋ねると、「まずは、アクセサリーブランドとしての地位を確立して、ミラノにブランドの世界観を表現できるショップをオープンしたい」と目を輝かせる。

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