クロスプラスは9月4日、2027年1月期第2四半期(中間期)および通期の連結業績予想を下方修正した。3月13日に公表した前回予想からの引き下げで、通期の売上高は610億円(前回予想は630億円)、営業利益は7億円(同14億円)、経常利益は9億円(同16億5000万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億円(同14億5000万円)とした。営業利益は前回予想比50.0%減で、前期実績の13億9500万円からも減益となる。当期純利益には、投資有価証券の売却に伴う特別利益を織り込んでいる。
中間期(2026年2月1日〜7月31日)は、売上高285億円(同295億円)、営業利益2億3000万円(同6億円)、経常利益3億5000万円(同7億円)、中間純利益1億円(同5億5000万円)に見直した。営業利益は前回予想比61.7%減、中間純利益は同81.8%減と大きく落ち込む。前年同期の実績は売上高292億1700万円、営業利益9億3000万円、中間純利益8億8600万円だった。
下方修正の主因はアパレル卸売の不振。専門店向けの売上高が苦戦し、5月下旬以降の夏物販売の不振を挽回できなかった。円安が進行したことによる仕入原価の上昇に加え、一部商品での価格転嫁の遅れが重なり、売上総利益率が低下した。6月に連結子会社化したシャルズの買収にかかわる費用などで販管費も増加した。
一方、小売は堅調に推移した。店舗は「アルファキュービック(ALPHA CUBIC)」の衣料品に加え、「デコイ(DECOY)」の雑貨の品ぞろえを拡充したことで順調に伸びた。ECもマタニティ商品などが好調で増収となった。
通期でも店舗・ECともに堅調な推移を見込み、シャルズの連結子会社化による増収効果も期待する。ただしアパレル卸売の利益面では、引き続き円安の影響は避けられない見通しであるとした。