コメ兵は31日、増床する「コメ兵 銀座(KOMEHYO GINZA)」の4階フロアを9月1日にオープンに先駆けて関係者に公開した。需要の高まりを見せる衣料品を扱う。同店は2023年1月、銀座2丁目の銀座通り沿いに1・2階(売り場面積554平方メートル)で開店。今回、4階に160平方メートルの売り場を足したため、全体で714平方メートルに拡大した。衣料品だけで売上高13億円(増床前は8億円)を計画する。
これまで衣料品はこれまで1階の50平方メートルのコーナーに並べていたが、「開店から3年以上が過ぎ、衣料品の売上高は2倍に成長した」(伊藤公一店長)ため、手狭になっていた。
増床した4階では「ルイ・ヴィトン」「シャネル」「エルメス」をはじめとしたラグジュアリーブランドの衣料品を余裕のある空間に展示し、ペアで入れる広いフィッティングルームを3部屋設けるなど、じっくり品定めできるようにした。衣料品の取り扱い点数は従来約1300点だったのを約2300点に増やした。平均単価は約20万円。秋冬物のアウターは30万〜50万円が中心価格帯になる。最も高価な商品は「クロムハーツ」のレザージャケットで330万円。
コメ兵が全国で買い取った衣料品の中でも、特に状態の良い服、希少性のある服、高価な服を重点的に集める。銀座のラグジュアリーブランドの旗艦店で最新モデル、リユース店でビンテージモデルを比較検討して購入する客の期待に応える。
インバウンド(訪日客)の売上高は6割を見込む。伊藤店長は「かつては中国のお客さまが圧倒的に多かったが、今は欧米や東南アジアのお客さまが増えて、分散している。特に米国からの旅行客の購買の伸びが著しい。高級ブランドのリユース品の人気の高まりをうかがわせる」と期待を膨らます。