「タナカ(TANAKA)」は8月7〜9日、東京・神宮前に新たに構えたアトリエ兼ストアで、展覧会「TANAKAとDENIM」を開催する。ブランド設立10周年の節目に、これまでのデニムアーカイブや職人たちとの協業の軌跡を紹介。さらに、創業地であり現在も拠点を置くニューヨークで撮り下ろしたショートフィルムの上映や、2027年春夏コレクションの展示などを通じ、ブランドのフィロソフィーを多角的に伝える。
カイハラや西江デニムなど
モノ作りを支える“ヒーロー”たちを紹介
「タナカ」は、「これまでの100年と、これからの100年を紡ぐ衣服」をコンセプトに掲げる。デニムをクリエイションの核に据え、その表現の可能性を追求してきた。同展の見どころの一つは、ブランド設立当初からモノ作りを支えてきたカイハラや西江デニムを紹介するコーナーだ。同フロアでは、職人たちの仕事の様子や言葉を収めたドキュメンタリー映像を上映するほか、職人技と「タナカ」のクリエイションを融合したアートデニムも展示した。
デザイナーのタナカサヨリは、「この10年は、ここで紹介するヒーローたちのおかげだ」と振り返る。「デニムはもともと工業製品として発展してきたため、私のようなデザイナーはデニム業界からすれば異業種。それでも『面白いアイデアだね』と受け止め、一緒に挑戦を続けてきてくれた。5ポケットのジーンズも良いが、デニムにはもっと豊かな表現の可能性があるはずだ。その魅力を世界に届けていくことが『タナカ』の使命だ」と話す。
同拠点は3フロア構成で、展覧会終了後は1階をスタジオ、2階をショップ、3階をアトリエとして活用する。なお、ショップの通常営業は8月末から開始する予定。今後はアトリエの一部も一般公開する計画だという。タナカは、「この場所を『タナカ』の今を感じられる場所に育てていきたい」と語った。
■「TANAKAとDENIM」
会期:8月7〜9日
時間:11:00〜18:00
会場:TANAKA ATELIER STORE
住所:東京都渋谷区神宮前2-15-10
入場料:無料