ファッション

テキスタイルから読み解く2015-16年秋冬のトレンドとは?(デザイン編)

ジャカードやプリント、マルチカラーでテキスタイルの表面に色や柄による表現に加え、キルティングやエンボス、刺しゅうなどで凹凸を作り、テキスタイルそのものの質感を重視する流れが現れつつある。ボンディング素材でシルエットを重視するトレンドが継続する一方で、色や柄によるテキスタイルの豊かな表情を見せるトレンドが本格化してきた。

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 ジオメトリックや花、球体、風景、アニマルなど、様々なモチーフが登場。特定の柄を重視する以上に、バリエーションの豊富さに注目したい。また、プリントやジャカードをミックスしたり、エスニックとジオメトリックを組み合わせるなど、一つのテキスタイルの中に様々な柄やテクニックをミックスさせるのがポイントだ。
                                                                                                      
150131_textile_002MINIMAL BUMPY
硬い素材から柔らかいニットまで、進化する凹凸

 
 もはや定番素材と言えるほど広がってきた凹凸素材。前シーズンはボンディング素材へのエンボスやローゲージニットへのコーティングなど光沢系が人気だったが、このシーズンの注目は織りや編み目のテクニックで作るデコボコ。太めの糸を使ったラッセルニットや、プリーツのように立体的な編み目を作ったり。ベースになるテキスタイルも、柔らかいものへと変化しつつある。
                                                                                                       

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