ファッション

H&Mの姉妹ブランド「アンド アザー ストーリーズ」が広告にトランスジェンダーモデル起用

 H&Mの姉妹ブランド「アンド アザー ストーリーズ(& OTHER STORIES)」はカプセルコレクションの広告ビジュアルにトランスジェンダーモデルを起用した。同コレクションはアスレチックウエアにインスパイアされたもので、8月20日に発売する(日本未展開)。

 今回起用されたモデルはオランダ人のヴァレンタイン(VALENTIJN DE HINGH)とアメリカ人のハリ(HARI NEFSTYLIST)。ヴァレンタインは「コム デ ギャルソン」や「メゾン マルタン マルジェラ」のショーに出演した他、幅広い分野のプレゼンターやパフォーマーが講演を行うテッドトークに登場し、2007年に性別適合手術を受けた。また、トランスジェンダーな子供として育った彼女にフォーカスしたドキュメンタリー「ヴァレンタイン(VALENTIJUN)」も制作されており、注目のモデルだ。マサチューセッツ出身のハリは女優としても活躍し、「フッド・バイ・エアー」のショーに登場した他、セルフリッジのキャンペーンにも出演した。

 注目はモデルだけでなく、フォトグラファーやスタイリストといった、撮影したクリエイティブチームもトランスジェンダーだったことだ。サラ・ヒルデン=ベングトソン「アンド アザー ストーリーズ」クリエイティブ・ディレクターは、ビジュアルを通してトランスジェンダーについて考えてもらうことを狙ったという。「最近トランスジェンダーに関する話題は尽きないが、われわれにとっては新しい試みだ」とコメント。ファッション界やポップカルチャーにおいて、トランスジェンダーに対する関心が高まっていることに対しヴァレンタインは「大きいブランドが取り上げてくれるのは非常に効果がある。しかし、トランスジェンダーの人を起用するのはただの"トレンド"として考えてはいけない」と語った。

H&M x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

色で着崩すクラシック 2026-27年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2026年上半期ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。