サステナビリティ

チヨダが他4社と靴業界向けのカーボンフットプリント算定・表示ルールを策定 

チヨダ物産は東邦レマック、TOSMAX、ダイマツ、山三商事とともに、環境省の令和6年度「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」として参画し、靴業界を対象としたカーボンフットプリントの算定・表示ルールを策定した。27日にはその報告会を開催した。報告会には、賛同企業・団体としてチヨダ、ジーフット、シューマート、ワシントン靴店、カワノ、トモエ商事、日本ケミカルシューズ工業組合、東京都靴卸協同組合が参加をした。

カーボンフットプリントとは、Carbon Footprint of Products の頭文字で「CFP」と表され、商品の原材料調達から生産、流通・販売、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの各段階で排出される温室効果ガスの量をCO2に換算したもの。統一のルールに基づいたCFP算定を行うことで、業界内の公平性を保ち、表示に同じマークを使用することによって分かりやすい情報提供を目指す。策定した同ルールは靴業界の企業・団体がCFPの算定を行う際や、その結果を表示する際に利用する考えだ。「消費者が脱炭素に貢献する製品・サービスを選択できる社会の実現に寄与し、靴業界全体が持続可能な社会の実現に向けて成長していけるよう引き続き努力する」と同社はコメントしている。

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