ファッション

オンワードHDの2月期は営業利益34%減 暖冬で百貨店販売が苦戦

 オンワードホールディングスの2016年2月期は、本業のもうけを示す営業利益が前期比65.9%の37億7800億円だった。主力販路である百貨店の衣料品販売が苦戦し、売上高は同93.6%の2635億1600万円。円安によるコスト上昇もあって粗利益率も悪化し、収益を圧迫した。欧州法人オンワードラグジュアリーグループ(イタリア)ののれんの減損損失など特別損失140億円を計上したが、物流子会社が保有していた土地・建物の固定資産売却益や投資有価証券売却など特別利益160億円を計上したため、純利益は同101.8%の42億7800万円になった。

 引き続き消費市場は厳しいと予想し、今期(17年2月期)は売上高2540億円(前期比96.4%)、営業利益45億円(同119.1%)、純利益45億円(同105.2%)を計画する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。