ファッション

ワールドの「ミニマム」が「アウラアイラ」川島幸美を起用 スイート系から脱却し、30代向け”ニュー・ベーシック”に刷新

 ワールドの「ミニマム(MINIMUM)」は、「アウラ」「アウラアイラ」のデザイナー、川島幸美をディレクターに起用し、今秋からリブランディングを図る。新ターゲット層は、アートや音楽、旅行が趣味で、ファッションは海外のスナップを参考にするなど、インターナショナルな感覚を持つ20代後半~30代。全体のスタイルは、スイート寄りだったフェミニンを刷新し、今の時代に合うベーシックを軸に積極的にトレンドを取り入れていく。今秋冬のテーマは「ネオ 70s シック」。70年代スタイルにヒントを得たプリント柄やシルエット、ボウタイなどをポイントに、リラックス感のあるマスキュリン・カジュアルとレトロ感のある女性らしさを融合した。「まずはベースになるベーシックを見直し、"ニュー・ベーシック"をコンセプトにした。また毎月テーマを設け、『次のシーズン、何を着たいか』『何を合わせたいか』を考え、MDを構成。例えば、8月は『70s モダン』で、ニュートラルカラーをベースに、ジレなどを使ったロング&リーンシルエットを提案する。9月は『クラシカル・マスキュリン』。レトロな雰囲気のオリジナル幾何学柄をミリタリーなどに落とし込む。10月の『ビンテージ・フォークロア』は、レトロ感の強いボルドーやベリー系ピンクを使ったアウターやセーターに、パステルカラーのボトムスを差すなどミックススタイル。常に新しいスタイルを打ち出す」と川島ディレクター。また、川島が得意とするシルエット作りにもこだわり、着心地も考えられた身幅や丈感のサイズ感も毎シーズン、トレンドのスタイルに合うよう設定していくという。

 ワールドは、「重点商品の価格設定はあまり変わらないが、手頃な商品やハイクオリティーの他社コラボ商品などを増やし、全体の価格帯の幅を広げた。川島ディレクターを起用したことで、『ミニマム』の魅力をさらに引き出し、新規顧客獲得も図る」という。

 神戸出身の川島ディレクターは、大学在学中に大阪モード学園パターン専攻コースを受講。大学卒業後、モード学園2年次に編入し、主席で卒業。大手アパレル会社にパタンナーとして入社後、デザイナーに就任。セレクトショップのプロデューサーになり、バイイングや店舖設計、オリジナル商品のデザイン、店舖運営などを手掛けた後、マーキュリーデザインで「アウラアイラ」のデザイナーになる。2005年、独立しコードナインを設立。「アウラアイラ」事業を移管する。14年12月、「ミニマム」ディレクターに就任。

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