PROFILE:1988年生まれ。2004年に「Never let go / 夜空」でデビュー。「カウイジャミール」「ミラー」でもデザイナーを務める。2010年には『VOGUE JAPAN WOMAN OF THE YEAR』の10人に選ばれている。
今回のコラボレーションのテーマは、"アメリカンビンテージ"。東京・原宿のストリートから発信される「ウィゴー」が得意とするユーズドライクなアイテムに、「カウイジャミール」の強く美しいスタイルが加わったユニセックススタイルを提案する。シャツや靴下など1990円〜4990円で全7型、「ウィゴー」の一部店舗とオンラインストア、「カウイジャミール」のオンラインストアで展開する。
LTNが運営する「カウイジャミール」は2008年にスタート。現在、ラフォーレ原宿に店舗を構える。デザイナーであり、アーティストとしても活動する加藤ミリヤに今回のコラボレーションについて聞いた。
WWDジャパン(以下、WWD):今回「ウィゴー」とのコラボレーションのきっかけは?
加藤ミリヤ:若い子、ティーンに向けて発信したいと思いました。音楽でも、元々10代の存在が気になっていて。若い子は、知りたい、発信したいという欲がとてもあります。そこに目を向けたいと思いました。ファッションという着飾ることができる分野での個性を追求してほしいという願いがあるので、「ウィゴー」とのコラボで多くの人に向けて発信できたら嬉しいです。あとは、価格とのせめぎ合い。「ウィゴー」ならではの価格で、気軽に買ってもらうチャンスに感じています。
WWD:コラボレーションでは“アメリカンビンテージ”をテーマにしているということですが、具体的には?加藤ミリヤ:「カウイジャミール」でも、土の中からのネイティブアメリカンがテーマにあります。そことうまくリンクさせたいと思いました。シンボルとなる、アメリカ国旗とイーグルは、「ウィゴー」の商品の中でも視覚的にキャッチーに仕上がったと思います。「カウイジャミール」ではやらないポップさを上手く出しました。
WWD:シルエットやサイズ感にこだわりは?
加藤ミリヤ:「カウイジャミール」では、その時の自分のシルエットに合わせたフィット感を表現しています。タイトだったり、オーバーだったり。その点、「ウィゴー」はトレンドを意識した、一定しているサイズ感を提案してくれました。シャツはオーバーサイズに、男の子にも着てほしい。性別のボーダーラインはないと思っています。そこにニューエイジを感じますね。
WWD:デザイナーとアーティストとの両立について意識していることは?
加藤ミリヤ:やりたいことをやっています。発信したい!という気持ちがデビューしてからずっとあります。音楽はプロデューサーとして、曲を書き、歌い、表現する。音楽で発信しきれない部分をファッションで伝えていけたらなと思っています。デザイナーとしては、想像したものが、商品となり、人に着てもらえることは嬉しいですね。
WWD:ファッションを通して伝えたいことは?
加藤ミリヤ:個性をもって生きていくということです。今はSNSも発達しているし、自分の価値観もブレやすくなってきていると思っています。個性を追求していくことを大切にしてほしい。とがった要素があればいいな、と思ってます。発信していくことで内面的にも強くなっていくのではないでしょうか。
WWD:自身のブランドについては特別なことは?
加藤ミリヤ:「カウイジャミール」では、アーティストとしての"加藤ミリヤ"の先入観なく着てほしいです。ブランド自体は、想定していた通り緩やかに上がっていっているな、と。ピークを作ると落ちるしかないので、あえてピークをつくっていません。ただ、目標は高く持っています。起爆剤のようなものをどこかでつくりたいとは思っています。それが、今回のコラボにもつながりました。これを機会に、多くの人に想いが伝わればと思っています。