ファッション

J.W.アンダーソンが見初めたホープ、日本での取り扱い決定

 2015-16年秋冬にデビューし、17年春夏にニューヨーク・ファッション・ウイークのオン・スケジュール入りした「クラウディア リー」。新作発表時点での日本での取り扱い店はゼロだったが、トレンドをけん引する提案で17年には、伊勢丹新宿本店とインターナショナルギャラリー ビームスでの販売が決まった。

 「夜明けと夕暮れ」をテーマに、エンジやオレンジ、ブルーといった鮮やかなカラーパレットで描いた。「どの時間帯よりも、自由な気がするから」とデザイナーのクラウディア・リー。メンズクローズを作り換えたようなコレクションには「男性の服を盗んで着ている」という隠れテーマもある。メンズウエアを脱構築しながらウイメンズウエアに作り替えたようなデザインは、今春夏のビッグトレンドだ。マスキュリンなラインと、フェミニンなラインが交差した絶妙なバランスが面白い。クラウディア自身も「最近はラインが何よりも気になる。デザインは考えるのではなく、自然と生まれてくる」と話す。

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原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

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