ファッション

ザ・ウォールがジョージアの「アヌーキ」の輸入・販売を開始

 ザ・ウォールは2017年プレ・スプリングからジョージア・トビリシの「アヌーキ(ANOUKI)」の輸入・販売を開始した。「アヌーキ」はマランゴーニなどでファッションデザインとスタイリング、コンサルティングを学んだ元モデルのアヌーキ・アレシズ(Anouki Areshidze)が2013年にローンチ。伊「ヴォーグ」がフィーチャーするなど、今注目を集めているジョージア(旧グルジア)の首都トビリシをベースするブランドだ。2017年プレ・スプリングからは、ジョージア国内に構えた自社工場で生産する。

 パステルなどのファンシーカラーに花柄やビジューを刺しゅうし、さらにラッフルやフリルを飾ったドリーミーなデザインが特徴だ。また、オフショルダーや肩をカットアウトしたデザイン、アシンメトリーなシャツやボリュームボトムスといった時代に合ったアイテムも多い。価格帯は、トップスが4万~5万5000円、ドレスが7万~9万円、ボトムスが3万~4万円、アウターが10万〜12万、シューズが4万5000~6万5000円。デザイナーのアヌーキは、「コンセプトは顧客の“自分らしさ”を引き出すこと。ありきたりではなく女性にとって特別な瞬間を重視し、新しくワクワクできるものを提案したい」とコメント。長谷川順啓ザ・ウォール社長は「これまでメジャーな国のブランドを多く扱ってきたが、他にはないデザインを探し、今、注目を集める東欧にも目を向け『アヌーキ』を見つけた。東欧は西欧に比べ価格も控えめな点も魅力。『アヌーキ』は刺しゅうなどのハンドメードを得意とし、店の個性に合わせてカスタマイズすることもできるので、ショップのエクスクルーシブアイテムにも対応でき小回りもきく」と期待を寄せる。

anouki

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