ファッション

立川高島屋、専門店フロア7割に拡大

 立川高島屋は、百貨店(高島屋立川店)と専門店を融合させた商業施設として名称を「立川高島屋S.C.(ショッピングセンター)」に改め、10月11日にリニューアルオープンする。婦人服・婦人雑貨売り場だった2階、催事場だった8階を専門店フロアに刷新。同店はすでに段階的に「ニトリ」「IDC大塚家具」「ジュンク堂書店」などの大型専門店を導入しており、今回の改装で10フロア中7フロアが専門店の構成になる。

 従来の百貨店の顧客だけでなく、近隣商圏のオフィスワーカーや若いファミリー層の囲い込みを目指し、新しい郊外型商業施設のモデルを作る。改装後、百貨店フロアは地下1階の食料品売り場、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などがある1階の特選・化粧品・宝飾売り場、3階の婦人服・婦人雑貨売り場に集約される。店舗面積約3万3000平方メートルのうち、百貨店が約1万1000平方メートル、専門店が約2万2000平方メートル。

 新たに専門店フロアになる2階は、大人のライフスタイルをテーマにしたコンセプトフロア。サザビーリーグの食や生活雑貨の専門店「アコメヤ トウキョウ(AKOMEYA TOKYO)」、仏バッグの「エルベ シャプリエ(HERVE CHAPELIER)、フェアトレードの衣料や食品を扱う「ピープルツリー(PEOPLE TREE)」、立川エリア初となる「猿田彦珈琲」などが入る。8階は子ども連れの若いファミリーを狙ったバンダイナムコのアミューズメント施設「屋内冒険の島ドコドコ」がオープンする。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。