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百貨店、セールに続く夏の集客策第2弾 プレミアムフライデーに合わせ全国でイベント

 日本百貨店協会は27日、加盟する全国の百貨店141店で、販促イベント「プレミアムサマーバザール」を開始した。例年、7月中旬から8月は夏のセール後で売り上げが落ち込むが、イベントによって集客につなげる。政府主導で毎月最終金曜日に行われているキャンペーン、“プレミアムフライデー”とタイミングを合わせることで、いっそうの消費喚起を目指す。イベント開始に合わせ、伊勢丹新宿本店屋上で会見が開かれ、赤松憲・日本百貨店協会会長(三越伊勢丹ホールディングス会長)、世耕弘成・経済産業省大臣、AKB48の横山由依さんが登壇した。

 イベントの開催期間やイベントに合わせてどのような企画を行うかは各百貨店によって異なるが、軸となるのは盛夏向けの実需衣料品の販売だ。近年、消費者の間では、先のシーズンの商品よりも買ってすぐに着られる実需商品を求める傾向が強まっている。従来のようにセール後すぐに秋物を展開するのではなく、夏の気候に合わせた商品を充実することで、百貨店への来店・購買につなげる狙い。

 百貨店各社は、今夏は夏のセール開始日を6月29日として足並みをそろえており、今回のイベントと2段構えで消費の山を作る戦略だ。各社の6月の売上高は、セールの前倒し効果も寄与し好調だった。「インバウンド需要にも支えられ、百貨店売上高は6、7月と順調だ。夏休みに入って街に家族連れが増え、にぎやかになっている。『プレミアムサマーバザール』で集客し、百貨店を活性化したい」(赤松会長)、「“プレミアムフライデー”は知られてはいるが、実行したという人はまだまだ少ない。認知をさらに上げるために、今回のイベントに期待してる」(世耕大臣)という。横山さんからは「AKBグループの総選挙を来年は“プレミアムフライデー”に実施して、“プレミアム総選挙”にするのはどうか」というアイデアが飛び出した。

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