BRIONI
COURTESY OF BRIONI
3月にブレンダン・ミュランの後任としてクリエイティブ・ディレクターに就任したジャスティン・オシェイによる初の広告には、ヘビーメタルバンドのメタリカが登場。オシェイの新しいビジョンを反映し、1955~86年に用いられたロゴを再解釈した新ロゴも採用している。また、今までのトラディショナルな広告から一変し、ワイルドでマスキュリンなブランドへの刷新をにおわせる一枚になった。今季話題になること間違いなしだ。
PRADA
今旬のアカデミー賞 受賞俳優を起用「プラダ」の今季の広告の主役は、アカデミー賞およびトニ賞受賞俳優のエディ・レッドメイン。表面と深淵、幻想と現実を演出する19世紀の新古典主義の絵画をほうふつとさせるビジュアルでは、エディが英雄、悪人、革命家という複数の役を演じる。まるで彫刻のような毅然としたポーズは、美術館に展示される作品や叙事文学に描かれた主人公のマンネリズムを反映している。
VALENTINO
COURTESY OF VALENTINO
16-17年秋冬コレクションは個人が自身を発見し、美を探求する旅に出る“ロードジャーニー”をテーマに、パンクやロック、アウトドア、ボヘミアン、トライバルなどさまざまなスタイルをミックスした。広告ビジュアルは、タイダイ模様のロングケープを広げて着たモデルや、星や銀河といった宇宙のモチーフを施したレザージャケットを着たモデルが登場。アースカラーが多く見られたコレクションだが、広告はデイビッド・ベイリーがモノクロで撮影した。
ETRO
COURTESY OF ETRO
ウィリアム・シェイクスピアの「一片の人情が世の中を親密にさせる」という言葉からインスパイアされた16-17年秋冬コレクションには、フォレストグリーンやブラウンといったカラーパレットに、ジャカードで描くペイズリーや木の葉の柄を織り交ぜたタータンチェック、繊細な花の刺しゅう、ワイルドなアニマル柄など自然を想起させるパターンをミックス。緑が生い茂る森林の中で撮影されたビジュアルも自然との調和を感じさせる1枚に仕上がっている。
ERMENEGILDO ZEGNA
ピラーティによるラストコレクションの広告2月に退任したステファノ・ピラーティ前ヘッド・デザイナーが手掛けたラストコレクションの広告ビジュアルは、メンズ・コレクションの常連モデル、トマゾ・デ・ベネディクティスとニコラ・ジョヴァノヴィックを起用した。撮影の舞台は、リビングルームや少し暗めのベッドルーム。ベッドに腰をかけるモデルのカットでは、柔らかな自然光がピラーティの描く洗練されたジェントルマン像を体現するモデルにスポットライトを当てる。