サステナビリティ

ビーピーラボとブックオフが回収ボックス「アールループ」スタート 市役所への導入も


ビーピーラボ(BPLab)とブックオフグループホールディングスは11月1日、リユースとリサイクルの循環型回収ボックス「アールループ(R-LOOP)」をローンチした。回収ボックス設置費用・回収物の配送費用は原則無料。施設などは所定のボックスを設置するだけで、「アールループ」側が不要な衣料品・雑貨を回収しリユースやリサイクルにつなげる。

回収後の衣料の行方は一般的に、「リユース・リペア」と「リサイクル」のふたつに大別できる。現在のところ多くの回収プロジェクトはどちらか一方に強みを持つ。「アールループ」は2社それぞれの強みを生かし、リユースはブックオフが、リサイクルは繊維製品の回収・再生の循環プラットフォームを運営するビーピーラボがそれぞれ行う点がポイントだ。リユースとリサイクルの分別はブックオフの6拠点で手作業で行う。リサイクルはビーピーラボが契約するリサイクル工場で繊維製品を280種類以上に分別し再資源化へ進める。

回収ボックスの設置はブックオフの店頭、全国29店舗でスタート。自治体では、11月1日に相模原市市役所が導入した。設置から約3か月の間、モデル実証ケースとして来庁する人から回収をする。対象は、靴やバッグなどの服飾雑貨・生活雑貨・おもちゃと衣料品で、コピー品や破損が激しい物など、アイテムによっては対象外となる。

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