ファッション

オリジンズがシンクス・伊勢丹新宿本店からも撤退

 6月末をめどに日本から撤退するオリジンズは、4月10日に渋谷ヒカリエ「シンクス」、同14日に伊勢丹新宿本店のカウンターをクローズする。オリジンズの撤退は、エスティ ローダー社の事業再構築の一環として、2012年12月下旬に取引のある百貨店に伝えられていた。

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 オリジンズは植物の力と科学的研究をベースにしたナチュラルスキンケアブランドで、1990年8月にアメリカで誕生し、95年日本に上陸。可能な限り、オーガニックな原料と上質なエッセンシャルオイルにこだわったブランドは、日本のナチュラルコスメブームの草創期を担い、市場の拡大に貢献した。アンドルー・ワイル博士が監修する「アンドルー・ワイル フォー オリジンズ」シリーズや、リフレッシュジェルの「ピース オブ マインド」など、オリジンズならではのユニークなアイテムに、ナチュラルコスメファンも多かった。

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 撤退発表直前までは、国内29店舗で販売していたが、ここ数年新客が獲得できず苦戦。最盛期の売り上げの半分から4分の1程度に低迷していた店舗もあったという。今後は4月16日に仙台三越、ミリオン・ドアーズ タカシマヤコスメティックス(アトレ川崎)、21日に西宮阪急、22日に西武池袋本店、阪急フルーツギャザリング(都筑阪急)、25日に阪急うめだ本店からの撤退が決まっている。

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