ファッション

「ジェイ ダブリュー アンダーソン」が「トム・オブ・フィンランド財団」との第3弾コラボコレクションを発表

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」は、故トム・オブ・フィンランド(Tom of Finland)の「トム・オブ・フィンランド財団」とコラボレーションした第3弾コレクションを発表した。現在、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」の公式オンラインストアと、ロンドン・ソーホーの旗艦店で販売中だ。

 2020年から続くコラボコレクションは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)「ジェイ ダブリュー アンダーソン」デザイナーが、故トム・オブ・フィンランドのファンであることから実現。今回は、メンズのアパレルとアンダーウエア、アクセサリーを展開する。アパレルは、エクリュメランジのフーディーをはじめ、オックスフォードシャツやスリーブレスTシャツ、Tシャツなどをそろえ、どれも故トム・オブ・フィンランドの作品を大胆に落とし込んだ。アンダーウエアは、完成に数カ月を費やしたというジョックストラップ(男性用下着の1種)を用意。バンド部分にヴァーシティストライプのディテールを、フロントパウチに作品のプリントを配している。アクセサリーは、ウエストバッグやトートバッグ、フォンポーチ、パスポートカバーなどをラインアップし、アパレル同様に作品をプリントしている。価格はスリーブレスTシャツが税込2万5000円、Tシャツが同2万円、トートバッグが同10万円など。

 トム・オブ・フィンランドは、1920年生まれフィンランド出身の作家。ゲイを描いた作品など通してLGBTQ+の権利と社会受容を目指した社会運動を推進し、フィンランド本国では切手にイラストが採用されるなど、世界的に高い評価を受けているゲイアーティスト。現在、作品の一部はニューヨーク近代美術館(MoMA)やアート・インスティテュート・シカゴなどに収蔵されている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。