ファッション

「アトモス」「エストネーション」「シップス」などが参加の合同サステナ・ファミリーセールが第2弾パートナー募集

 人気ブランドやセレクトショップによる、合同チャリティ&サステナブル・ファミリーセール「THAT’S FASHION WEEKEND」が、第2弾イベントのブランドパートナーを募集する。

 2021年にスタートした同ファミリーセールは、「サステナブルな情報発信」 「若手支援」「合同チャリティセール」の3つの活動を通して「地球に優しく生きる」という価値観を提案している。

 昨年10月に開催した第1弾には、「アトモス(ATMOS)」「イザ(IZA)」「エストネーション(ESTNATION)」「シップス(SHIPS)」「スライ(SLY)」「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」「ナノ・ユニバース(NANO UNIVERSE)」「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」「ファセッタズム(FACETASM)」「マウジー(MOUSSY)」などの11ブランドが参画。各ブランドの過剰在庫を定価の70~90%オフで販売したところ、消化率は50%を超えた。500円の有料チケット制ながら、5500人が来場し大盛況となった。

 ファミリーセールの売り上げの一部は、渋谷区を通じて医療従事者に寄付し、それでも売れ残った商品はアップサイクルの材料として、31校79人の大学生に提供。制作されたアップサイクル作品70点は後日、東京・銀座のエストネーション・セントラルで展示販売した。会場では、西野亮廣が原作・脚本の映画「えんとつ町のプペル」とのコラボトートバッグや、ロスフラワーを使ったフォトスポットなども登場。マイナビや東急不動産がパートナーとして参画し、渋谷区が後援。環境省のトークショーへの参加や、サステナブルファッションのパネル展示なども会場を盛り上げた。

 今年はさらにパワーアップし、北九州(9月)、札幌(10月)、渋谷(11月)の3都市でファミリーセールやタレント私物のフリーマーケットなどを開催。3万人の集客を目指す。北九州では、泉谷しげる主催の「北九州ロックフェスティバル2022 with SDGs spirits」とのコラボ開催が決定。若手支援にもさらに力を入れ「Best SDGs Award for University Students」を初開催する。全国の大学のSDGsに関わる団体を対象に、エントリーを募集。SDGsの達成に向けて活動する行政やメディア、企業、タレントが活動内容を審査し、11月のメディア向けイベントで授賞式を行う予定だ。

 参画パートナーのメリットとしては、①商品を指定倉庫に郵送するだけで、在庫を消化することが可能 ②自社ファミリーセールでかかるコストの圧倒的な削減 ③既存顧客に向けた従来のファミリーセールとは異なり、新規顧客へのアプローチ&PR効果、などが期待できる。

 セレクトショップやハイブランドの商品を安く買える機会を作ることで、若年層に“一流のファッション”を体験してもらうきっかけを作ることも、同ファミリーセールの狙いだ。募集期間は、8月10日まで。参加条件などの詳細は、別途メールで提供する。

問い合わせ先
THAT’S FASHION WEEKEND事務局
mailto:info@bksy.co.jp