「コー」2016年春夏ルックブック
米ロサンゼルス発の「コー(CO)」は日本では、シンプルなデザインながらも、素材やシルエットにこだわったインポートブランドとして、特にドレスやデニムが人気だ。2016年春夏は約20店舗の主要百貨店やセレクトショップで販売し、来年1月末には、国内初の期間限定店をエストネーション六本木ヒルズ店で予定している。16年春夏シーズンはトップスが3万9000円~、ボトムスが8万3000円~、ワンピースが8万円~、コートが17万5000円~、カシミヤニットが7万8000円~、ミンク素材のアイテムが42万円~で価格設定している。来日した「コー」のデザイナーデュオの一人、ステファニー・ダナンにブランドについて聞いた。
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WWDジャパン(以下、WWD):「コー」のコンセプトは?
ステファニー・ダナン「コー」デザイナー(以下、ダナン):ファッション好きの働く女性に向けて、コストパフォーマンスもよく、長く愛用できるものを提供したいと思った。私は映画プロデューサーだった時から、ファッションが好きで、いつもラグジュアリーブランドに憧れて買いたいと思っていたけれど、手に届く価格ではないし、現実的ではなかった。「コー」は、女性らしく着られることを追求し、長く愛用できる価格帯にこだわっている。
WWD:「コー」のブランド名の由来は?
ダナン:共にブランドを立ち上げたデザイナーのジャスティンは、私の夫であり、前職の映画脚本家の時から一緒に仕事をしていた。常にアイデアを出しあって、作業をしていたことから、ブランド名に「共同」という意味を持つ「Co(コー)」の名前をつけた。
WWD:どうして映画プロデューサーから、ファッションデザイナーに?
ステファニー・ダナン/「コー」デザイナー
PROFILE:フランス・パリで育ち、15年前にロサンゼルスに移住。映画を学び、映画業界でキャリアを積む。2011年、脚本家だった夫、ジャスティン・カーンと共に、「共同(co-)」という意味を持つ「コー」をスタートする。
ダナン:私は映画を学び、そのまま映画業界で仕事を見つけたが、ファッションは昔から好きだったし、母がファッションデザイナーだったということもあり、幼いころから生活の大きな一部であった。映画プロデューサーの時も、ストーリーの中で、キャラクターを作るために何を着せるか考える。服によっては、固定観念やエモーションを崩すこともできる。でも「コー」では、映画とは違って、そのストーリーを先に考えるか、服を先に作るかのルールは決めていない。常に女性が変わっていくこともリアルな女性像の一つ。私たちが考えるラグジュアリーにはドラマがある。
WWD:「コー」の得意なデザインは?
ダナン:まず生地にこだわり、女性らしいシルエットを作る。柄をあまり使わないのも、誰にでも合うシンプルで洗練されたものを完成させたいから。Aラインのシルエットや、ぺプラムやラッフルなどのフェミニンなディテールも特徴的。デニムは日本産のものも用いたりしている。時代を問わず着飾れるアイテムが「コー」のコンセプトね。