ファッション

【平成プレイバック】 野沢道生が振り返る「カリスマ美容師」

 “カリスマ美容師”という言葉が登場したのは、テレビ番組「シザーズリーグ」(フジテレビ系列)の放送が始まった1999年くらいから。美容師が連日のようにメディアに取り上げられていた当時と今とを比べると、大きく変わったように思われがちだが、実はわれわれが行っていることは大して変わっていない。お客さまのライフスタイルにマッチしたヘアデザインを提供し、ハッピーな気持ちになってもらうことが柱で、それは一貫してきたと思う。ただSNSの登場により、“カリスマ”の定義が変わってきたことは確か。“カリスマ”であることの条件に“フォロワー数の多さ”や“発信力の高さ”が加わり、最近ではややそちらの方に重きが置かれる傾向がある。しかし“時代は巡る”ものであるので、令和時代にはまた“技術重視”に傾き、“技術力”と“発信力”のバランスのとれた“カリスマ”が増えるのではないだろうか。

野沢道生・「ミチオノザワヘアーサロン ギンザ(Michio Nozawa HAIR SALON Ginza)」「アワヘアー(awa hair)」代表:独自の美容理論で、流行のヘアスタイルを次々と生み出してきた“似合わせの達人”。モデル、タレント、著名人などからも幅広い支持を集める。現在はサロンワークのみならず、オリジナルヘアケア商品の開発やテレビ出演、ヘアショー、セミナーなどで日本が誇る美容技術を世界に発信し続けている

【業界人の「平成プレイバック」】
ファッション・ビューティ業界の若手からベテランまで「平成時代に印象に残った出来事」とは?

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