今回、移転となった「ガーデン ハラジュク(GARDEN harajuku)」
2006年8月4日にオープンしたヘアサロン「ガーデン(GARDEN)」は設立10周年を迎えるにあたり、一号店でシンボリック的な存在であった「ガーデンハラジュク(GARDEN harajuku)」を移転し、表参道に「ガーデン オモテサンドウ(GARDEN omotesando)」を、原宿に別ブランドとなる「レイリー バイ ガーデン(LAiLY by GARDEN)」を4月28日に、2店舗同時にオープンさせた。
現在「ガーデン」グループは10店舗を展開。「ガーデン」ブランドの他、「アンアミ(Un ami)」「グロウ(Grow)」「ラミエ(Ramie)」「ニュートラル(NEUTRAL)」「レイリー(LAiLY)」と多ブランド化をすすめている。背景にはお客のニーズに応えるのが一つのブランドだけだと難しくなってきていること、加えてスタッフに代表として店を任せることで独立しなくてもいい将来像を見せることができることが挙げられる。
「ガーデン」の須崎勝己・代表
「『ガーデン』を軸にそこで育ったスタッフにどんどん店を任していくことはスタート時から考えていて、10年たってそれが少しずつだが実現できている。今回新たに出店する2店舗の代表を務めるのは30代前半の若手スタッフ。このように早い段階で店を任せていける仕組みができあがってきた。今後はそのスピードをもっと加速させていこうと考えている。そのためにも大きなサロンを作るより、機動力のある小さなサロンでの出店を増やし、なるべく次の展開に早く取り掛かれるようにしていく」と「ガーデン」の須崎勝己・代表は語る。
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銀座にある旗艦店の「ガーデン トーキョー(GARDEN Tokyo)」
原宿店は明治通り沿いに面したビルの5階にあり、661平方メートル(約200坪)を超える広さでオープン時には大きな話題となった。今回の移転に関して、須崎代表は、「賃貸契約が10年だったことと、創業当初から原宿店が担っていたサロンブランディングの役目を終えたことで、移転することを決断した。もともと『ガーデン』をスタートする時に、『日本一大きなサロンで、日本一たくさんのお客さまが来店する』ことを目指し、それを実現させることが大きなブランディングなると考えていた。その役割を達成し、現在では銀座の『ガーデン トウキョウ(GARDEN Tokyo)』が旗艦店となったこともあり、原宿で大きなスペースを持つ必要はなくなった」と語る。
今後は「ガーデン」ブランドを増やすことは考えていない。「あくまで『ガーデン』は人を育てる場所で、そこで育ったリーダーたちが自分のブランドを作って成長させていく。サロンの価値は働くスタッフで決まるからこそ、先輩たちが自分の世界観を表現でき、豊かになっていく姿を見せていくことで、スタッフのモチベーションが高まると考えている。『ガーデン』グループも春に新しいスタッフが70人ほど入社し、330人を超える大所帯となってきたからこそ、若いスタッフが夢を持てる組織にしていきたい」。