アパホテルは、2027年春からスタッフの制服を7年ぶりに刷新する。新しい制服はデザインをISHIKAWAYAの石川裕太デザイナーが担当し、生産をユニメイトが手掛ける。「THIS IS APA」をコンセプトに、年齢や国籍、性別、体形を超えてスタッフが誇りを持って働ける制服を目指した。
現在の濃紺の上品な印象を継承しながら、機能性や仕様の随所をアップデートした。歩く、座る、かがむ、運ぶといったホテルマンのあらゆる動きを分析し、試作品の着用テストを繰り返した。そうした過程を経て、腕を上げても裾が上がりにくい袖下、動きやすく腰部分を高くしたパンツなどを開発した。またベストの背面をメッシュにするなど、夏の暑さ対策にも力を入れた。
28日に都内で開かれた発表会で、石川氏は「スタッフの皆さんのヒアリングを重ねる中で、『有事の際はお客さまを守るために走らなくてはいけない』という声にハッとした。アパらしい品位品格を守りながら、全力で走れる機能性を両立させた」と述べた。
元谷一志アパグループCEOは「父(今年2月に死去した創業者の元谷外志雄氏)は制服を変えると、背筋が伸びて、素晴らしい制服に見合った人間なろうと努力すると話していた」と制服の重要性を強調した。ホテルの広告塔としても活躍する元谷芙美子アパホテル社長も新制服を前に「私たちの宝であるスタッフが美人に見えてハンサムに見える」と称賛した。