
2027年春夏のニューヨーク・ファッション・ウイークの外で、注目したい4つのトピックスをピックアップ。 世界の消費をけん引する米国市場の動きから世相を映す出来事まで、思わぬニュースが飛び込むのもニューヨークならでは。(この記事は「WWDJAPAN」2026年10月5日号からの抜粋です)
TOPICS 1
フィリップ・リムが本格再始動
新ブランドは「シャツ」に愛を捧ぐ

フィリップ・リム/「プレイラブウィン」デザイナー兼創業者
自身のブランド「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」を2025年春夏シーズンで退任したフィリップ・リム(Phillip Lim)が、新ブランド「プレイラブウィン(PLAYLOVEWIN)」を始動した。
NYで行われた新作展を見渡す限り、シャツ、シャツ、シャツ。クロップド丈、ロング丈、ナローにオーバーサイズとシルエットは幅広く、シルクやウール、コットンなど素材も多彩。その他にもタキシードシャツのようなディテールを取り入れたり、フレンチカフスをあしらったりと、クラシックな要素をベースに、素材やカッティング、色、細かな仕様によって一着一着に個性と奥行きを持たせている。表はシャツ、裏返すとナイロンのウインドブレーカーとして着られるリバーシブルの“トラベルシャツ”のように、現代のライフスタイルに合わせた機能性も加える。シャツとシャツをレイヤードしたスタイリングも遊び心が満載だ。その引き出しの多さは、長年ファッションデザイナーとして第一線で培ってきた経験と知識が裏打ちしている。
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