アパレルブランドのOEM・ODMを手掛けてきたレオンが、キャラクターIPとファッション領域との橋渡し役となり、事業を拡大している。現在注力するのは、1974年に誕生し、2024年に50周年を迎えた老舗人形メーカー、セキグチによる「モンチッチ」だ。レオンはもともと、アパレル企業の企画・生産を支えてきた会社。縫製工場を出発点に、価格競争が激化する中でOEM・ODMへと軸足を移し、大手アパレル企業との取引を広げてきた。近年は、3DとAIを活用した次世代型スキーム、VDM(ビジュアライズド・デザイン・マニュファクチャリング)も推進する。縫製やパターン、グラフィック、販促ビジュアル、売り場づくりまでのノウハウと短期で形にできる体制が、キャラクタービジネスと結びついた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月11日号からの抜粋です)
モンチッチ
おサルのルックスから勘違いされやすいという名前は、仏語で「私の」を意味する“モン”と「小さくかわいいもの」の“プチ”を掛け合わせたもの。サルと指しゃぶりする女の子のぬいぐるみを前身に、1974年に誕生。
限定コラボチャームが集客の起爆剤に
昭和生まれの「モンチッチ」はこれまで何度かブームを繰り返してきたが、今は昭和レトロやY2Kのブームで再浮上し、海外でも知名度を持つ。26年1月に東京駅で行ったバースデーイベントでは、同企画の過去最高売上額を記録。25年8月に松屋銀座で開催した12日間の「50周年記念 モンチッチ展」では、欠品が出るほどの反響を呼び、売り上げは1億円を超えた。
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