サステナビリティ
連載 サステナブルファッション・トーク 第75回

一度途切れたキャリアを、服づくりで取り戻す——「リブ ノブヒコ」が築いた在宅職人のネットワーク【公開収録・後編】

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関するトピックスをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、記者の木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今回は、スペシャル版の後編。「WWDJAPAN」が4月18日に開催したカルチャー体験型イベント「WWDJAPAN REUSE MARKET 2026 SPRING」の会場、ゴールドウイン本社からお届けした公開収録の続編です。

ゲストは引き続き、「ワイルド ラグジュアリー:プラクティカル クチュール」を掲げるブランド「リブ ノブヒコ(RIV NOBUHIKO)」のデザイナー、小浜伸彦さんとリバー・ジャンさん。前編ではブランドの思想やコレクションの背景に迫りましたが、後編のテーマは「作り手」です。

「リブ ノブヒコ」のクリエイションを支えているのは、日本各地、そして韓国に点在する在宅のスタッフたち。育児や介護などでキャリアを中断せざるを得なかった人々を採用し、メゾンの工房機能を"分散型"で構築するというユニークな生産体制が、このブランドの真骨頂です。応募者20名中、縫い子経験者はわずか1〜2名。元教師、元記者、元版画職人——異なる背景を持つ作り手たちが、独自のトライアルキットと動画マニュアルを通じてスキルを磨き、刺繍やくるみボタンといった後加工を担っています。

「自分が作ったものを芸能人がテレビで着ていた。社会とつながれた気がした」——ある職人の言葉が示すように、服づくりが人と社会をつなぎ直す装置になっています。古着やリユースとの向き合い方、日本と韓国を行き来することで見えてきた価値観、そして「サステナブル」を"クール"に再定義したいという二人の未来像まで。素材やラベルに頼らない、もう一つのサステナビリティのかたちを語り合いました。

サステナブルファッション・トーク
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一度途切れたキャリアを、服づくりで取り戻す——「リブ ノブヒコ」が築いた在宅職人のネットワーク【公開収録・後編】
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