世界ナンバーワンシェアを誇るポータブルファンブランド「ジスライフ(JISULIFE)」は本日4月8日から、日本での販売を開始する。同ブランドはハンディファン専業ブランドで、米国、中国、東南アジアなどで展開し、累計出荷台数は5000万台に達している。日本法人のジスライフ・テクノロジーの清原健司・代表取締役は「自社ECサイトやアマゾンなどの各種ECに加え、家電量販店など全国200店舗で展開する。日本ではこれまで、“1シーズン限りのアクセサリー”として捉えられがちだったが、日本の暑い夏をセルフメンテナンスするガジェットという新しい家電カテゴリーを創出する」と意気込む。
「ジスライフ」は2016年設立の中国・深圳発の家電ベンチャー。ハンディファンに特化し、世界40カ国で販売している。R&D部門に100人を抱え、これまで700以上の特許を取得し、現在も100の特許を出願中だという。調査会社のユーロモニター調べで、ハンディファンカテゴリで21年〜24年まで販売金額で4年連続の世界ナンバーワンシェアを獲得している。
日本法人のジスライフ・テクノロジーは昨年10月に設立。この夏に向けて家電量販店への営業を行ってきた。清原代表は「これまでのポータブルファンとは一線を画す製品のクオリティーの高さが高い評価を受けていた。その一方で従来の製品の価格帯は2000〜3000円が中心。『ジスライフ』は3980〜8580円。まずは手に取ってもらうために、全国の家電量販店で製品の良さを体感し、あらゆる層をターゲットにした“ハンディファン”市場を創出し、暑い夏の基本アイテムとして定着させたい」と語る。
「ジスライフ」の最大の特徴は、高い性能だ。最も小さい「Pro1 Mini」(8580円)は名刺入れサイズで重さも180g。やや大きめの「Pro1 S」(6980円)でもサイズも重さもスマホと同程度(280g)。だが、独自の3相ブラシレスモーターとタービンブレードを使い、小型ながら大風量を実現。安全面では指だけでなく髪の毛の巻き込みを防ぐ高密度メッシュガードや誤作動防止ロックなどを備えている。最大30時間(Pro1 Mini)〜40時間(Pro1 S)の駆動し、100段階の風量調整が可能となっている。
デザイン面でもアルミニウム合金ボディ(Pro1 S)や人工皮革(Pro1 Mini)を使用しており、2024年には欧州のプロダクト分野のアワードである「レッドドットアワード」を獲得している。
清原代表は「ぜひ今後はファッションブランドとのコラボレーションや店舗での取り扱いも増やしていきたい。日本の暑い夏に、個人が“セルフケア”するライフスタイル型の家電という形で普及させたい」。
日本でのハンディファン市場は統計がないものの、100億円、数百万台規模と言われている。「ジスライフ」は数年内に同市場に10%程度の上乗せを狙う。