ファッション

ヒューマンメイドから西山徹が手掛ける新ブランド「バッファ」が誕生 

ヒューマンメイド(HUMAN MADE)は4月、西山徹がクリエイティブディレクターを務める新ブランド「バッファ(BUFFER)」を始動する。

ブランド名の「バッファ」には、異なる世代や価値観をつなぐ“緩衝材”としての意味に加え、効率やスピードが優先されがちな現代において、あえて立ち止まり、余裕やゆとりをもって時間を過ごすための“余白”を取り戻すというテーマが込められている。1990年代以降、東京発のストリートカルチャーをけん引し続けてきた西山自身が東京で体現してきた’80s〜’00sのユースカルチャーを背景に、過去と現在、異なる世代や価値観の間に生まれる距離やズレを肯定的に捉え、それらをつなぐ新たな表現を提示。ファッションを通じて、時間の流れや価値観に対する新たな視点を提案すること目指す。

同ブランドのプロダクトのグラフィックデザインには、多彩なイラストレーターやアーティストが参画する予定で、それぞれの表現を通じて、カルチャーの多様性と豊かさを伝えていく。価格帯は、1980年〜90年代の水準を意識し、高校生世代の若者が無理なく手に取れる設定にするという。デビューコレクションは、「バッファ」のグラフィックを施したTシャツやグッズを展開。4月に発売する。※発売日などは後日発表予定。

「バッファ」はただのプロダクトを発売するだけではなく、新たなコミュニティーの在り方も提案する。“ピンクラビット”をキャラクターに採用し、“道先案内人”として、若い世代をカルチャーの奥深い世界へと導く。放課後に先輩が後輩に大切なことを伝えていくような、温かい関係性の中で生まれる学びと発見の場を目指し、余白のある時間を共有することで育まれる感性や価値観を尊重しながら、歴史的なコンテクストやライフスタイルに対する“選ぶ眼”を育むこと。そして次世代のクリエイティビティーを刺激するアイテムを提案していく。

西山徹とは?

クリエイティブディレクターを務める西山徹は1974年、東京出身。93年にシルクスクリーンを主としたブランド「フォーティーパーセント アゲインストライツ(FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS)」を友人らと始めたのち、96年、本格的なアパレルブランドとして「ダブルタップス」をスタート。2014年、ライフスタイルをコンセプトにブランド「ディセンダント」をローンチ。24年、次の時代へと紡ぐことを編集方針にウェブメディア「Stump」を始動。26年、Tシャツレーベル「バッファ」をローンチ。

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