9月8日から3日間、イタリア・ミラノで開催されるファッション素材の国際見本市、第21回ミラノ・ウニカ(MILANO UNICA)に日本のテキスタイル企業47社が出展する。前回の34社を上回った。和歌山県のカネマサ莫大小、大阪府のサンウェル、福井県のケイテー・テクシ—ノなど15社が初参加する。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)が主催し、「ザ ジャパン オブザバートリー(THE JAPAN OBSERVATORY)」として合同出展して、今回が3回目。8月19日、JFWと共催する日本貿易振興機構(JETRO)が会見を開き、出展内容を説明した。ミラノ・ウニカ会場では、日本のテキスタイル・トレンドを紹介する展示コーナーを設置するほか、今回は、日本固有の技術を駆使して開発された素材、企業、産地を紹介する映像「匠」を制作、会場内に60インチのモニターを設置して放映する。川島朗JFWテキスタイル事業運営委員長は、「日本のテキスタイルは評価が高い。今後も海外のビジネスを継続的に向上させていきたい」と話した。