1. 「ディオール」メンズのジュエリー・デザイナーYOONから見た“キム・ジョーンズ”という人物

「ディオール」メンズのジュエリー・デザイナーYOONから見た“キム・ジョーンズ”という人物

インタビュー

2018/12/4 (TUE) 13:00
YOON「ディオール」メンズ ジュエリー・デザイナー兼「アンブッシュ」デザイナー:米シアトル出身。2008年、パートナーのVERBALと共にジュエリーブランド「アンブッシュ」をスタート。15年と16年にBoF500に選ばれる。17年に第4回LVMHプライズのファイナリスト8人に選出される。18年4月に「ディオール」メンズ ジュエリー・デザイナーに就任 PHOTO BY RYAN CHAN

 2018年4月に「ディオール(DIOR)」メンズのジュエリー・デザイナーに就任した「アンブッシュ(AMBUSH)」デザイナーのYOONは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック・ディレクターと10年来の友人という。物理的な距離は離れていても「彼のテイストを熟知しているからコミュニケーションは簡単」と断言するほどの信頼関係を築いている。そんなYOONから見たキムとはどのような人物なのか。

WWD:キム・ジョーンズ=メンズ アーティスティック・ディレクター(以下、キム)率いるチームに入ることになった経緯は?

YOON:キムとは10年以上前から友人で、知り合ったころはまだ「アンブッシュ」もスタートしていないころだった。彼は私のキャリアをずっと見てきた1人で、「アンブッシュ」をスタートしたときも応援してくれた。彼が「ディオール」へ移ることになったとき、キムから「次に行くところではぜひ一緒にやらないか?」と言われて快諾した。

WWD:「ディオール」のジュエリー・デザイナーに就任した感想は?

YOON:初めてのメゾンブランドだったから、今年4月に就任したときは少し緊張していた。しかし実際入って感じたのは、大なり小なり“ビジネスはビジネス”だということ。自分もビジネスをやっていて、サイズは違えどやり方は一緒だった。だから「アンブッシュ」で培ったノウハウには、大きいメゾンでも生かせることがたくさんあった。クチュールハウスに自分のノウハウを注入して、それを形にできることがうれしい。しかも「アンブッシュ」よりもずっと大勢の人に届けられるのがすごく楽しい。

WWD:キムもYOONも世界を飛び回っているが、どのようにコミュニケーションを取っている?

YOON:テキストでも連絡するが、パリにもよく行くし、よく会話している。キムとは長い付き合いだから彼のテイストは分かっている。だから会えなくても意思疎通を図るのは簡単だ。

WWD:クリエイティブ・ディレクターを立てるブランドはその人だけが有名になりがちだが、キムのチームはメンバーの個も立っている。これについてどう思う?

YOON:キムの周りに仲間が自然と集まってモノを作り上げるのが彼のスタイル。今のチームには「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」時代からキムと仕事をしてきた人たちがいる。誰かとコラボをしたときに全てのクレジットを自分のものにしないのはキムの素晴らしいところ。とても心が広い人だと思う。

WWD:あらためて、キムはどのような人物?

YOON:カルチャーについて深い知識を持ち、大きなビジョンを持っている人。また、“Stay humble(いつも謙虚でいる)”というか、偉そうなところがなくて、優しくて、デザイナーとして勉強しようという姿勢を常に持っている人。そういうところがいいなと思うし、デザイナーとして大事なことだと思う。

LINEでフォローして最新ニュースをチェック 友だち追加
メールマガジン登録

毎週月、水、金に注目コンテンツをお知らせするメールマガジンをお届けします。
今ならデジタルデイリーの1週間試し読みもご利用いただけます。
※ @icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。

フォーカスランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間
  1. 「モンベル」が作ったインナーダウンという当たり前

    トレンドインタビュー
  2. ヴァージルが手掛ける「ルイ・ヴィトン」2019年春夏メンズの注目アクセ10選

    コラム新作コレクション・レポート
ブランド検索
シーズン検索
お問い合わせ各種

デジタルデイリーについての問い合わせは
下記よりお選びください。

false false true true true false true true