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HKT48指原莉乃の卒業ライブを彩った旭化成「スラリット」のワンピース

 HKT48の指原莉乃の卒業ライブが4月28日、横浜スタジアムで行われた。盛り上がりが最高潮に達した終盤、舞台での早着替えを終えた彼女が身にまとっていたのは、アイドルの王道をいくような可憐なワンピース。ミントカラーのグラデーションが夜の照明にひときわ映え、ダンスに合わせてシルエットがふわりと揺れ動く。総勢60人のメンバーと共にパフォーマンスを繰り広げ、人気ナンバーワンアイドルの最後の舞台を華やかに彩った。

 「親しみやすくバラエティーアイドルとしての顔を持つ彼女(指原)は、王道アイドルっぽい衣装が大好きなのに、コミカルなものを着ることが多かった。色々と我慢をさせてきたので、卒業コンサートでは本当に好きな衣装を用意してあげたくて。そんな彼女にぴったりな一着ができた」。そう語るのは、今回の衣装製作を手掛けたオサレカンパニーの茅野しのぶクリエイティブディレクターだ。衣装は、指原の他の出演メンバーも着用した。当日、衣装を目の前にしたメンバーからは、「こんな素敵な衣装、本当に着ていいんですか?」という声も上がっていたという。

 衣装の素材に使われたのは、旭化成の「スラリット(SLARIT)」。同社のスパンボンド不織布「エルタス(ELTAS)」を細幅のテープ状にカットしたファンシーヤーンで、ソフトな風合い、加工のしやすさ、軽量かつボリューミーといった特性を兼ね備える。これまで服地としては高級メゾンのジャケットなどで活用され、アーティストの衣装として使うのは初めてだったが、「(オサレカンパニーから)打診があった際、『スラリット』は最適だと直感した。時間は限られていたが、この素材の素晴らしさを広める二度ないチャンスと思った」(旭化成「スラリット」担当者)。

 アイドルの衣装は見栄えと共に、動きやすさも重視される。「軽く作ろうとすれば、装飾ができず見栄えが悪くなるのが通常だが、『スラリット』のおかげで量感と軽さを両立できた。発色やグラデーションもきれい」と茅野ディレクター。繊細な見た目に反して、畳んで持ち運びでき、特別なクリーニングも必要ない。「アイドルの衣装は定番の型が確立されつつあり、デザインも飽和してきている。そのような中で、『スラリット』は新たな可能性を広げてくれる素材だと思う」と語った。

 「スラリット」は通気性、毛羽立ちの少なさ、切断面のほつれにくさなど、ほかにもさまざまな特性を有している。衣類に加え、織物やニット、ラグマット、カバンなど、人々のライフスタイルに関わる幅広い分野・用途で活躍している次世代の素材だ。

問い合わせ先
旭化成 パフォーマンスプロダクツ事業本部 スパンボンド事業部 スパンボンド資材営業部
06-7636-3385

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