「オ・パフメ」シリーズは1992年、茶の香りをベースにした香水「オ・パフメ オーテヴェール」でデビュー。ジャポニスムを想起させるとして人気を博し、今や日本、海外ともに「ブルガリ」の香水事業の約20%を占める人気シリーズに成長した。そのシリーズをなぜ今、リニューアルするのか。
その問いに、マニーニ・マネージングディレクターは、「『ブルガリ』として、香りの提案をライフスタイルにまで広げていくため」と答えた。「近年、若年層を中心に、自分のライフスタイルを大切にする動きが強まっている。これに伴い、香りの使い方も変化してきた」と分析する。「ライフスタイルの変化とともに、外出時にはフレグランス、家ではキャンドルやディフューザーを使うなど、香りの楽しみ方に幅が生まれてきた。『ブルガリ』といえば、日本でも人気の『ブルガリ モン ジャスミンノワール オーエキスキーズ』『オムニア』が有名だが、これらはいわば男女の仲のエモーショナルな気分をかき立てるフレグランス。一方で『オ・パフメ』は、自分自身のために使う香りとして最適なライフスタイル提案に強いシリーズ。今後はフレグランスと両軸で、『ブルガリ』の香りの世界を提案していく」と強調した。今秋以降、香りやアイテムのバリエーションも増やしていくという。「オ・パフメ」に関しては、売り場提案にも工夫を凝らす予定だ。「欧米では、和室をイメージした『オ・パフメ』専用の出店も計画している。日本でも百貨店の香水売り場に限らず、その他の売り場などでの販売を視野に入れている」とマニーニ・マネージングディレクター。販売目標は出荷ベースで2倍を目指すという。
現在、『ブルガリ』全体における香水事業の売上高シェアは約25%。「今後同ブランドにおける香水事業をさらに強化していく」と、意気込む。