
ワールドは5日、グループ会社を通じてタオルで知られる内野(東京、内野 孝信社長)を支援すると発表した。ワールドと日本政策投資銀行が共同出資するW&Dインベストメントデザイン(以下、W&D)が、内野の事業を承継する新会社を設立し、この新会社を完全子会社する。5日に官民ファンドの地域経済活性化支援機構による再生支援決定を受けた内野の全事業と金融債務を承継する。その後、新会社が実施する第三者割当増資をW&Dが引き受ける。
内野は約90年にわたってタオルを中心に高品質な商品を作ってきた。オリジナルブランドおよび数々のライセンスブランドを百貨店などで販売するとともに、OEM(相手先ブランド生産)も行ってきた。だが、百貨店市場の縮小や原価の高騰、円安などによって厳しい経営状況が続いていた。直近の業績(26年8月期速報)は売上高118億円、営業損失5億円だった。
W&Dはワールドが持つ企画、生産、営業、販売、デジタル、物流などのリソースを生かし、事業再生を目論む。特にBtoBを飛躍的に成長させる方針だ。
会社分割および子会社化の効力発生日は2026年12月1日を予定する。