ファッション

【パリ速報】フロッキープリントに”かすみ草”ヴェール。「ジュリアン デイヴィッド」のフラワーガール

 その姿は、まるで雪原に咲くエーデルワイスと小さな花々。洋服のほとんどを日本で生産する「ジュリアン デイヴィッド」は、まさにアジアの女の子が一瞬で恋に落ちそうなラブリーなコレクションを発表した。


 今シーズンのハイライトは、スウェットやチュールに加えたフロッキープリント(最初に樹脂をのせ、その上に繊維を垂直に植え付けることで凹凸を加えるプリントのこと)、小花を全面にプリントしたシャツ、ウールで作ったレースをあしらったドレス、コントラストカラーの花柄レースをあしらったジャージードレス、そして、まるでネットの上にかすみ草を散りばめたかのような一枚のヴェール。ドロップショルダーでオーバーサイズ気味のトップスと、タイトなペンシルスカートでコントラストを効かせたデイリーアイテムの最後にヴェールを一枚羽織り、女の子のデイウエアをクリエイターズブランドのスタイルに昇華する。


 こうした柔らなスタイルを引き締めるのは、厚手のベルベッド。引き続きタイトなペンシルスカートや、コンパクトなジャケットに仕上げ、毛足の長いフェイクファーコートを羽織る。


 アクセサリーは、ハンドペイントを加えたウッドソールの、まるでサボのようなメタリックパンプス。今シーズンは、ブランド初となるアイコンバッグも披露した。まるで枕のような、レザーのキルティングで作るバッグはメイド・イン・フランス。ライナーにはベルベットを敷き詰めている。



【コレクション速報一覧はこちら

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。