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米「WWD」が選んだベストヘアメイクは? 第82回「ゴールデン・グローブ賞」

1月5日(現地時間)、第82回「ゴールデン・グローブ賞」がロサンゼルスで開催された。豪華セレブがレッドカーペッドで見せた数々のルックの中から、米「WWD」は、ベストヘアスタイル、メイクアップをそれぞれ選出した。同アワードで注目を集めたスタイルをファションと共に紹介する。

ベストヘアスタイル

レッドカーペッドで目を引いたヘアは、力強いパーツとパンプアップしたボリューミーなスタイルだ。

ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)は、弾むようなブロンドロックのヘアスタイルを披露し、マーガレット・クアリー(Margaret Qually)とウェーブヘアのサルマ・ハエック(Salma Hayek)もキッドマンのバウンシーなスタイリングに続いた。ショートヘアでは、ゼンデイヤ(Zendaya)がボブヘアをゆるくカールしたスタイルングを披露した。

 

フラン・ドレシャー(Fran Drescher)は、髪をトップでまとめたエレガントなアップスタイルに、レッドリップとシャンデリアイヤリングを合わせた。

エル・ファニング(Elle Fanning)は、眉毛を隠すようにサイドにシャープに流れる前髪を作り、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy)はサイドパートを分けたスタイリングに仕上げた。

レイチェル・ブロズナハン(Rachel Brosnahan)はバックの長いヘアの中央をしっかりと分け下ろし、ハーフアップにスタイリング。ケリー・ワシントン(Kerry Washington)は、髪を全て下ろしていたが、ヴィオラ・デイヴィス(Viola Davis)と同じようにミドルパートで目を引くスタイルに仕上げた。

アレクサンドラ・ダダリオ(Alexandra Daddario)は、髪をシャープに分け、後ろに流した、サイドのすっきりしたヘアスタイルを披露。一方、ゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)は、髪オールアップにし、小さなお団子ヘアを作った。

もう一つのトレンドは、カジュアルなヘアスタイルだ。ケイト・ハドソン(Kate Hudson)は、センターパートでお団子を作り、顔まわりの毛をゆるくカールした。ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)とジョディ・フォスター(Jodie Foster)は、ボブヘアにゆるくウェーブをかけた爽やかなスタイリングで登場した。

レッドカーペットの2大トレンドに逆らい、2025年のアワードシーズンの幕開けを飾ったのはキンタ・ブランソン(Quinta Brunson)とエマストーン(Emma Stone)だった。2人は、それぞれ髪を刈り上げ、ピクシーカットのヘアスタイルを披露した。

ベストヘアスタイル一覧

ベストメイクアップ

ネットフリックスシリーズ「リプリー」で助演女優賞にノミネートされたダコタ・ファニング(Dakota Fanning)は、「トニー ワード(TONY WARD)」のレッドドレスと同色のスカーフに合わせ、大胆なレッドリップをつけて全体を鮮やかな色合いで仕上げた。また、妹のエル・ファニングは、ピンクレッドのステートメントリップをつけて登場した。

ファニング姉妹のメイクアップのキーポイントは、キャットアイのアイラインだった。一方、クリスティン・ミリオティ(Cristin Milioti)は、よりスモーキーな目元に、ゾーイ・クラヴィッツとナヴァ・マウ(Nava Mau)は、極端に長いアイラインで仕上げた。

また、キンタ・ブランソンのブラウンを基調としたリップ・アイメイクから、マイリー・サイラス(Miley Cyrus)の堀を深く見せる頬骨を強調したメイクまで、ブロンドでヌーディーなメイクもレッドカーペッドで人気だった。司会を務めたニッキー・グレイザー(Nikki Glaser)は、日焼けした艶のある肌を演出し、グロッシーなヌーディーリップを合わせた。

映画「ウィキッド ふたりの魔女」でエルファバを演じたシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は、セクシーでありながらソフトに輝くメイクアップを施した。シンシアを担当したメイクアップアーティストの(Joanna Simkin)は、米「WWD」に対し、「今夜(同イベント開催時)のルックは、シンシアのドレスにインインスパイアされました。(ドレスの)シルエットと輝きがとても印象的だったので、シンシアには、セクシーな目元とソフトなリップで、ソフトかつフレッシュなルックをして欲しかったのです。本物の“映画スター”の瞬間でした」とコメントした。

ベストメイクアップ一覧

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