ファッション

自然と共存するバリ発ジュエリー「ニーン」が日本上陸 3代目バチェロレッテが人気リアリティーショーで着用

バリ発ジュエリー「ニーン(NIIN)」が日本に上陸した。同ブランドは2009年、“地球を軽やかに歩く”をコンセプトにジェニーン・スーが設立。貝がらや木材などの天然素材を使用したジュエリーは、クラフト感たっぷり。新作のラボグロウン・ダイヤモンドを使った“ジェントルダイヤモンド”コレクションは、人気のリアリティショー「バチェロレッテ・ジャパン」で武井亜樹が着用している。採用のきっかけは、同シリーズのバリでの撮影で、スーがプロデューサーに出会い、コレクションを見せたところ採用されたという。

リサイクル素材を使用した自然と共存するジュエリー

創業者のスーは、ロンドン生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校(Central Saint Martins)を卒業後、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」などでファッションのデザインをしながら、ロンドンのポートベローマーケットでインドから輸入したジュエリーを販売していた。彼女は、「ファッション業界の廃棄物の多さを見て、自然と共存するブランドを立ち上げたいと思った」と話す。そして、香港へ移住後2009年にジュエリーブランド「ニーン」を設立。天然素材を使用した環境に優しいハンドメードのジュエリーを提案している。「使用するほぼ全ての素材がリサイクルしたもの。レストランで出る貝がらや家具工場の廃材などを調達してジュエリーにしている」と言う。ジュエリー・デザイナーであるジョン・ハーディによるバリのサステナブルな未来を目指す教育を実践するグリーンスクールに感化され、コロナを機にバリへ拠点を移した。「バリに住むのが夢だった。デザインはバリで生産は東南アジアで行っている」。

「ニーン」が提案するジュエリーの約8割がアクセサリー、2割がファインジュエリー。全てのジュエリーはバリでデザインされ、東南アジアで生産されている。ファインジュエリーには、ラボグロウンのダイヤモンドやサファイア、ルビー、エメラルドなど、アクセサリー同様、環境に優しい素材を採用。中心価格帯は、アクセサリーが3万〜5万円、ファインジュエリーが40万〜80万円。現在、ロンドンのセルフリッジや免税大手DFSグループ、高級リゾートのアマン(AMAN)などで販売している。

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